突然ふらっと旅に出たくなること、ありませんか?
日々の忙しい生活の中、日常から離れてのんびりと過ごしたり、アクティブにスポーツに勤しんだり、普段見ることのできない景色や文化を堪能したり、そんな時間が欲しくなりませんか?
オフタイムを充実させるべくいろいろなガイドブックを見たりWEB検索したりして旅行計画を立てるのはとても楽しいことです。
時間さえあれば・・・。
無計画な旅はあたらな発見と出会いを与えてくれます
昔、国鉄(今のJR)にミステリーツアーというのがありました。
どこに連れて行かれるのかわからない、まさにミステリーな旅です。
私は子供だったこともあり一度も行ったことはありませんが、どんなことがおこるのか分からないその旅にワクワクしたものです。
そんな私がキャンピングカーに最初に出会ったのはおよそ30年前、今のキャンピングカーと呼べるものはまだそんなに多くはなく、そのほとんどはハイエースやキャラバンにエアブラシで絵を描き、物凄いエアロを装着した、いわゆるバニングと言われるものでした。
エアブラシやエアロはともかく、その車を見たときに「こんな車があったらどこでも泊まれるんだ。フレキシブルに動けて便利だな」と思いました。
当時のバニングは古い中古車に中身を架装したもので、500万円とも1000万円とも言われ、「なんでそんなにかかるんだ?」と疑問に思っていました。
よくよく聞いてみると要するに需要と供給の関係で価格が決定されているわけで、価格基準なんてないに等しいものでした。
今ではビルダーや販売店の数も多いので価格がこなれてきたと思います。
さて、我が家の旅行スタイルはというと、モノグサな私の性格からして、旅の計画を立てることほど苦手なことはありません^^;。
もちろん家族から「○○に行きたい!」というオーダーがあれば別ですが、そういう声も特にない場合は、出発当日に行く方角だけ決めて走り出してしまいます。
今回は東北の太平洋側ね!とか、今回は紀伊半島ね!とか、ほんとアバウトです(笑)
ただ、移動することが目的ではないので、なるべく一般道を使います。昼間は子供たちを遊ばせることを第一優先とし、夕方お風呂と食事を済ませると、そこから夜の4~5時間一般道で移動します。
一般道を使う理由は高速代をケチるだけではありません。
高速を使うとその土地の匂いとでも言えばいいのでしょうか?そういうものが感じられないまま移動してしまうからです。
高速のパーキングエリアやサービスエリアで泊まるのであれば、道の駅で泊まりたい。
道の駅で泊まるとたいがい翌朝には地元の野菜や特産物を売る売店がオープンしていたりします。
その売られているものを見て買い物をするのは楽しいものです。
道の駅があるのはいわゆる繁華街ではないですから、近くにガイドブックにも載っていないような公園があったりもします。
「ガイドブックに載っていない」施設というのは、我が家にとっては大事なキーワードです。
誰かにコントロールされていない自分だけの時間がそこにはあります。
キャンピングカーは「無計画な最上の旅」を可能にするマストアイテム
そんな無計画な旅を実現するために我が家ではキャンピングカーを購入しました。
もちろんキャンピングカーでなくとも、車中泊のできる車は色々あります。
このあと、そのあたりをゆっくりと触れていきたいと思います。